失語症の治療に関わるスタッフ
失語症の治療に関わるスタッフは大勢います。
以下で紹介します。
失語症は、脳卒中などの元の病気に伴っておこる症状です。
ですので、治療には元となった病気をコントロールするところから始まります。
元の病気がある程度落ち着いたら、言語聴覚士とともに失語症の治療が始まります。
また、麻痺などの身体的な後遺症がある場合は、後遺症がある場合は、理学療法士や作業療法士の元でリハビリを行います。
このようにたくさんの医療スタッフが、チームとなって治療にあたります。
各スタッフは次の通りです。
- 言語聴覚士
- 医師
- 看護師
- 管理栄養士
- 理学療法士・作業療法士
- ケースワーカー
- ケアマネージャー
失語症の診断、治療を担当する、言語治療のプロフェッショナルです。
言語を回復させるための治療を実施するほか、コミュニケーションを豊かにするための具体的な方法を家族に指導したり、社会復帰への支援もおこないます。
失語症の引き金となった病気の治療にあたるとともに、リハビリ全体の指揮をとります。
脳卒中の場合は、糖尿病などを合併していることが多いため、その場合はその治療も担当します。
患者のケアしてくれる身近な医療スタッフで、治療にも深く関わっていきます。
高血圧、糖尿病、高脂血症などがある患者のため、食事両方のメニューを作成したり、食習慣の改善を指導します。
失語症では右半身の麻痺を伴うことがあります。
その際に麻痺を和らげたり、リハビリを指導します。
経済的な問題や社会復帰に向けた相談を受けます。
ケースワーカーの相談窓口は、医療機関のほか、地域の保健所などにあります。
日常生活で介護保険を利用する場合は、ケアマネージャーに相談します。