失語症の人の気持ち

失語症の人の気持ち

失語症になった人の気持は、まるで外国に放り出されたようなものです。

 

失語症がどのようなものなのか、普通の人には想像しにくいかと思います。
それほど、人は普段の生活で、当たり前のように言葉に頼って生活しています。

 

失語症になると、相手の言葉は理解できず、自分の言いたいことも伝えられません。また、読むこともできません。
非常にもどかしい状態です。

 

しかも、患者にとっては住み慣れた空間が突然外国のように変わってしまうわけですから、そのショックやストレスは大変なものです。
一番つらいのは患者だということを家族の人は忘れないでいてあげてください。

 

次のようなことができなくなります。

 

  • 聞き取れない
  • 相手な何かを言っていることはわかりますが、言葉がわからないので、何を言っているのか理解することができません。

     

  • 話せない
  • 相手に伝えたいことや自分の考えを話すことができません。
    失語症の中には、なめらかに話すことができるタイプ(感覚性失語症)がありますが、文脈がおかしく会話が成立しません。

     

  • 読めない
  • 文字を見てとることはできますが、書いてあることの意味を掴んだり、音読することができません。

     

  • ものの名前が言えない
  • どういうものか、何のためのものか、といったもののイメージは頭の中にありますが、言葉で説明したり、名前で呼ぶことができません。

     

  • 復唱できない
  • 相手の言っていることは音として聞こえますが、耳慣れないのため、そのまま復唱することができません。

     

  • 計算できない
  • 数字の意味が分かる人は多いですが、数式や九九などは言葉の一種のため、足し算、引き算、掛け算、割り算などの計算ができなくなります。

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